ふるまいと行動
信仰の深さは、ふるまいによって明らかとなります。
信者とは、アッラーのご拝謁を受ける、という注意深さのもとで物事を行なう人です。
雨は雲のある日に降ります。よい行動は、アッラーと結びついた心に存在します。
全てを管理することが可能です。ただ、性格は、難しい・・・。
年のいった人が乳を飲むのは恥ずべきことですが、そういう人が乳離れをするのは困難です。
全く怒らない人の怒りは、とても特別なものとなります。
曲がった枝の影はまっすぐではないように、心の均衡をうまく調節できない人の行動も、まっすぐではありません。
人々が、あなたの行動を鑑みて、あなたにある位置を与えたのであれば、あなたの態度をかえることもせず、異なる待遇を求めても無駄なのです。
健康よりもなお快いこと、他人の世話にならざるを得ないことよりもなお辛いこと、そして条件が悪くなった時だけ信仰深くなることよりもなお深刻な事態であることはありません。
行動を伴わない言葉、恩義を伴わない友情、健康のない生活は、それぞれ偽りによって構成されているものです。
修業のための篭り場は、意志の力を強くします。人はそこで、自らを見出します。そこでは一人になり、誰とも会わないことが基本です。だから、よい内面と特別な外面があることが条件となります。ただ、完成された人は、集団の中において発展していくのです。人々のつながりを完全に学ぶのは、集団の中においてのみ可能だからです。
愛し合う者たちのように、なじみあい、一体となってください。しかし仕事と行動においては他者であるという原則に基づいてふるまってください。
自分のことを説明しようとするのはやめなさい。あなたの行動にそれを語らせるのです。
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